専門家の意見
現在は結婚を控え賃貸で夫婦二人の新婚生活を予定している私達ですが、将来的にはやはり何らかの形で自己所有の不動産物件は購入したいと考えています。
そこで問題になるのが戸建かマンションかという問題です。
ニ十年前くらいまでは、都内で働く人の一つの目標が戸建住宅を購入するということで、結婚して第一子が生まれるあたりから住宅ローンの申し込みを考えるというのが常識のようになっていました。
ところが今では時代の流れとともに一般的なサラリーマンの認識が変化してきており、無理に戸建を購入するよりはマンションなどで手軽に通勤できる場所を探すという方法も嫌われることなく選ばれるようになりました。
それどころか、かつてのように都心から通勤時間に数時間もかかるような郊外にわざわざ戸建を買うのは不動産価値の面から不利になりすぎるというリスクもフィナンシャルの専門家からは言われるようになってきています。
今は不動産の価格がかなり下落してきており、かつてのように投資目的で都内1等地のマンションなどの物件を購入するという人も少なくなってきました。
景気は持ち直しの傾向が見られるものの、それでも不動産価格については確実に強気になれるほどの確信があるわけではないので、もし何かのきっかけがあったらと思うと高額の不動産物件を購入するのはかなりのリスクになります。
将来性を考えた暮らしを求めて
同じ都内の物件であっても、地域によっては急激に価格が乱高下することもあるので、単に住むときの利便性だけでなく将来的な価格変動も一緒に考えないといけない時代になりました。
かつてはいつまでも賃貸暮らしをしている人は社会的に地位が低いような扱いを受けたりもしていましたが、都内においては高級賃貸物件など賃貸に対してのイメージもかなり変化してきているので、より住居についての選択肢は広くなってきているといえるでしょう。
私達の家族のことを考えると、今はまだ新婚生活やその後子供がまだ就学前くらいまでの時期を想定しての住居が優先的になっているので賃貸住宅でそんなに不自由を感じているわけではありません。
ですがこの先ずっと賃貸のまま生活を続けるのか、それとも思い切ってどこかに購入を考えるのかということについては、いつか夫と本気で話し合う必要があるのではないかと思います。
プロの意見を聞くと、住居についての考えは早めに認識を一致させておかないとその後のお金に使い方にかなり影響が出てくるとのことです。
実際の物件を見て、どんな家がどのくらいの価格帯になるのか確認して、頭金がどのくらい必要か、何年くらいでローンは返せるのかシミュレーションするのも大切です。
私達は戸建住宅を購入するのなら、通勤の関係上世田谷区あたりを希望しています。
そのため世田谷区の物件を見て、具体的な予想を立てて検討中です。
色々とまだまだ課題も山積みなので、もう少し話し合いが必要みたいですね。