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披露宴受付編

受付を頼む相手

披露宴を開くときには、必ず入り口で受付を担当してくれる人にお願いをしなくてはいけません。
不思議な習慣のようにも思えますが、披露宴においては受付はほとんどすべての場合で式場のスタッフの人ではなく新郎新婦それぞれが選んだ友人や知人にお願いすることになります。
結婚式・披露宴での受付は両家が別々に人を立てるのが通例となっており、それぞれが両家の人間関係を代表する立場となってきます。
ですので、単に仲の良い人だからということだけで選ぶのではなく、基本的な礼儀作法やコミュニケーション能力のある人を選ぶようにするのが大切です。

披露宴での受付の仕事は、まず訪れたゲストを入り口でお出迎えして挨拶をし、芳名帳にお名前を記載していただきます。
またご祝儀も入り口で手渡すことになっているので、このときしっかりと受け取って決められたところに保管をしておくようにしなくてはいけません。
主席するゲストの人数にもよりますが、一人3万円のご祝儀も20人集まれば60万円もの大金になりますから、雑な扱いをしたりうっかりどこかに置き忘れたりというようなことをされては大変困ります。
それにせっかくお金をつつんで来られたゲストに対して、いかにもそれを粗雑に扱っているかのような印象をもたれると、受付をしている人だけでなく新郎もしくは新婦の印象まで悪くしてしまいます。
受付をお願いするのは古くからの友人やちょっと遠い親類であることが多くなっていますが、中でも明るく責任感のある人を選ぶようにしたいものです。

それと、受付はそこに立っている人の印象と合わせて周囲に飾られるインテリアについてもかなり式の印象に影響が出てきます。
お店などでもそうですが、なんとなく入り口が明るく飾られているお店はそうでないお店よりも入りやすく印象がよいですよね。
披露宴に出席して最初に見かける会場ですから、できればそこから二人の式らしい演出をしかけていきたいところです。
予算的に厳しい式でも、お客さんへ提供する料理の質や、一番の見せ場になる衣装の分は費用を削るのは難しいですよね。
そんなときには、入り口でお客さんをお出迎えする受付部分の飾り付けは自分たちの手作りにするといった工夫がおすすめになります。

飾り付け

式の進行を案内するパンフレットやプチギフトについては、業者に依頼することもできますが自分たちで準備すればかなり費用がおさえられます。
最近は家庭用のプリンタなどもかなり品質が高いですし、パソコンが1台あればかなりのことはできます。
時間の余裕にもよりますがそうしたところで細かく費用を浮かせる努力ができます。

また受付には必ずウェルカムボードやブーケなどの飾り付けがあります。
受付をするテーブルの上にちょっとしたインテリアがあるとそれだけで雰囲気が盛り上がりますよね。
ウェディンググッズとして手作りで小物が作れるキットなどもよく販売されているので、そうしたものを作ってみるというのもまた素敵です。