想いを伝える為に
披露宴も終盤になった頃に行われるのが、花嫁から両親にあてた手紙の朗読です。
それまで賑やかに楽しく進めてきた式も、この手紙の朗読の場面ではしばししんみりとした雰囲気になり、会場では涙をさそう感動の場面になります。
これから夫となる男性と新しい家庭を築くべく、これまでお世話になってきたご両親への感謝を表明するという時には、やはりその気持が十分に伝わるような丁寧な演出をしていきたいところです。
人気のプレゼント
花嫁からの手紙の朗読のときには、手紙と一緒に何かプレゼントを渡すというのもよくあります。
中でも人気のプレゼントとなっているのが、「体重ベア」と呼ばれる生まれたときと同じ重さのぬいぐるみをプレゼントするというものです。
最初は何気なくただのぬいぐるみを手渡すかのように見えて、実際にはそのクマは花嫁さんが生まれたときと同じ体重であったということを後から知らされると、思わず感動して泣いてしまうご両親もいます。
また、新郎新婦への逆サプライズとして両親側からの手紙を読むという演出がされることもあります。
新郎新婦へのサプライズでは、式を手伝ってきた両親と式場のスタッフさんとだけで話を進めておき、突然の手紙への返答ということで驚きを誘うことができます。
当日手紙を読むのは緊張をしてしまうという場合には、あらかじめビデオでメッセージを撮影しておいたりするという方法もあります。
ビデオメッセージではただ言葉を入れるだけでなく、思い出の場所にわざわざ出かけて撮影したり、そのときの思い出を語ったりするなどの演出があるとなおその気持は伝わりやすくなります。