音楽の選び
披露宴ではさまざまな演出が行われますが、中でも主催者である新郎新婦の好みがはっきり出てくるのがBGMの選定です。
結婚式という場で使用されるBGMには、街中などで耳にするポップソングから昔ながらの歌謡曲、またはバレエ曲やクラシック曲などかなりの幅から選定をすることができます。
特に曲に全くこだわりがないというカップルなら式場にお任せをすることもできますが、せっかくの挙式ですから効果的なBGMを自分たちで選んでいきたいですね。
もしかしたら新郎か新婦の方にすでに「自分の結婚式には絶対にこれは流したい」と決めている曲があるかもしれません。
BGMの気になる所
こだわりのBGMとして使っていきたいのが、式の中でも大きく盛り上がる入場のタイミングやケーキカット、また花束贈呈の場面です。
また式が終了してお見送りに二人が出るときにも、参加してくれた人たちへの感謝の気持ちを伝えるBGMをこっそりと流してみるというのもまた粋な演出方法になります。
なお式で使用されるBGMに著作権料は発生するのかということが気がかりなところですが、一般に国内で販売されているCDなどの音源はJASRACが一括管理をしており、JASRACとその式場が許諾契約を結んであればどれを使用しても特別に料金が発生するということはありません。
大手式場やホテル・レストランなどは間違いなくこの契約を締結しているので問題はないのですが、特別に設営した会場で行うようなときにはCDを勝手に流すと著作権違反とされることもあるので、その点は注意をしておいた方がよいかもしれません。
BGMにとことんこだわるなら、CDを流すだけでなくちょっとした工夫をしてみるのもよいかもしれません。
例えばプロのゴスペルシンガーさんに依頼をしたり、生演奏をしてくれるバンドを呼ぶといったものです。