北海道勇払郡にある総合リゾート内の挙式場
「星野リゾート トマム ・ 水の教会」は、北海道勇払郡(ゆうふつぐん)にある「星野リゾート トマム」の中に設置されてる挙式場です。
星野リゾートは北海道以外にも「八ヶ岳」や「熱海」といったところにも同様の施設がある総合リゾートです。
中でも星野リゾート トマムは、北海道のほぼ中央に位置する日高山脈の北端に作られているという、大自然リゾートとなっているところが特徴でしょう。
敷地内には「リゾナーレトマム」と「トマム ザ・タワー」という大きなツインタワー式の施設が作られており、屋外のアウトドアだけでなくプール&スパなどの屋内型のリゾートも楽しむことができます。
そのため道外からのリゾートウェディングとして数多く利用され、挙式後にそのままハネムーンとしてリゾート施設を使用するというケースも見られるほどです。
「星野リゾート トマム ・ 水の教会」はリゾナーレ施設からやや離れた低木の森林の中に佇んでおり、コンクリートそのままの壁面にガラステラスと広がる水面という幻想的な風景が演出されています。
「水の教会」という名称は、チャペルの祭壇部分が壁面全体を開放させたガラス窓の向こう側にあるという独特の演出がされているためです。
透明のガラスは足元まで全て張られており、そのすぐ向こうには水面が広がるというロケーションになっていることから、バージンロードを歩く様子はさながら水面を二人で歩いて行くかのような雰囲気となっています。
冬場には「氷の教会」が期間限定で出現
大人気の「星野リゾート トマム ・ 水の教会」ですが、冬期間1ヶ月限定で「氷の教会」が出現します。
もともと雪深い北海道ですが、道内中央部の勇払郡では真冬になると一面が真っ白い雪と氷の世界へと変わります。
一面を氷で囲まれた白銀の世界は非常に神秘的であり、ドレスアップしたコートで行う挙式は氷の城の中のような雰囲気です。
トマムの夜は最低で-30度にも達する大変に寒さの厳しいもので、そうした気候だからこそ、きめ細かく透明度の高い氷を自然に作る出すことができます。
氷の上を反射する光を「アイスブルー」と言い、この大自然の神秘の中で挙げる期間限定の挙式も非常に高い人気なのです。
氷の教会での厳かなウェディングが終わったら、暖かなリゾート施設の中でホットワインで乾杯をします。
冬期間にはチャペル以外にも「氷の街」として、一般の観光客も利用できるアイスリゾートができます。
白樺の森の中にある「アイスインフィニティ」では氷の露天風呂や氷をグラスとして使うバー、その他この期間にしか見られない、いくつもの設備が登場してきます。