北海道深川市の雄大な自然の中に佇む教会
「イルムの丘 聖マーガレット教会」は、北海道深川市音江町にある、雰囲気がある石造りの教会施設です。
深川市は旭川市の西隣にある北海道の中央部に位置する都市で、北部から南部までを雨竜川が貫くように流れています。
市の南部には北海道で最も大きな河川である石狩川も流れており、豊かな水資源を使用した水田と畑が雄大な大地の中に見られるでしょう。
中でも近年開発された「ふっくりんこ」「ななつぼし」とう米の銘柄は道外にも多く出荷される非常に人気の高いお米となっており、北海道の稲作の中心地となっています。
訪れる時には札幌方面から国道12号を使って北上するか、もしくは旭川空港より西に自動車を走らせます。
「イルムの丘 聖マーガレット教会」があるのはその国道12号線からほど近い場所で、小高い丘の上に作られたチャペルの周辺には羊の放牧がされるという雄大な平原風景が広がります。
春先にはキタコブシや桜の木、りんごの木などが色鮮やかな花を咲かせ、それらの木々の間を数頭の羊がのどかに歩き回る風景が見られるでしょう。
冬になると一変して周辺全てが白銀の世界に変わるという幻想的な景色となり、四季を通じて全く違った顔を見せるというのもこのイルムの丘 聖マーガレット教会の魅力です。
本物志向の英国風チャペル
イルムの丘 聖マーガレット教会は本格的な英国式チャペルとして設計をされているところが特徴です。
チャペルの祭壇には18世紀の美術品であるステンドグラスが一面に飾られており、北海道内のチャペルの中でも最も精巧なものとされています。
また教会内には実際に演奏ができるパイプオルガンが設置されており、200年前に英国で作られたものをそのまま持ち込んだものです。
礼拝堂を設計したのは英国人建築家のジョン・ボニントン氏で、100名まで収納できるゆったりとしたスペースにアンティーク調度品をあわせた内装が印象的です。
結婚式では新郎新婦がともに鳴らす鐘が定番となっていますが、雄大なイムルの丘に響き渡る鐘の音はとてもスケールが大きく、いつまでも美しい音色が広がっていくかのような気持ちになります。
遠方からのリゾートウェディングとしても幅広く利用をされており、教会内でドレスなどの衣装をレンタルすることができたり、ヘアセット・着付けを行うことが可能です。
披露宴では「レストラン」「パーティルーム」「テラスウェディング」といった複数のプランから選ぶことができるようになっており、いずれを選んでもとても印象的なパーティーとすることができます。
なかでも5月中旬~9月末まで限定のガーデンパーティは、羊たちも祝福に訪れる大人気のプランです。