横浜にある「天使の住処」
「Casa d’ Angela(カサ・デ・アンジェラ)」は、イタリア語で「天使の住処」という意味の言葉です。
その名の通り、横浜市中央区にある挙式場「カサ・デ・アンジェラ」では施設内のいたる所に天使の像が置かれており、訪れるカップルを祝福しています。
中でも最も特徴的なのがバンケットルームで、天使をモチーフとした柱時計が複数置かれているものの、その針は停止しています。
これはこの空間が俗世を離れた天使の時間の中に過ごしていることを表現していて、それまで別々の人生を歩んできた二人が天使の導きによって結ばれ祝福されるということを意味するものです。
2フロア吹き抜けのダイナミックな階段から下りてくることで披露宴はスタートとなっており、調度品やインテリアなど全てに19世紀王宮風の雰囲気が演出されています。
カサ・デ・アンジェラが横浜馬車道に作られたのは2005年のことでしたが、2017年には東京都港区青山にも「カサ・デ・アンジェラ青山」がオープンすることとなりました。
青山のメインダイニングではこの場所で愛を誓った二人は、永遠の天使の時間によって祝福をされ続けるとしており、バンケットルームには「nascita(ナシタ)」というイタリア語の「永遠」を意味した名前が付けられています。
もう一つ、青山にあるバンケットルームとして「Sky Banquet ENOCH(スカイバンケット・エノク)」があります。
こちらは雰囲気をガラリと変えた天井から床までを真っ白にした非常に神秘的な空間となっており、非現実感のある内装が同じく時間が止まったかのような気分にさせてくれるでしょう。
「大人のウェディング」を余すところなく企画
「カサ・デ・アンジェラ」の全体的なコンセプトとなっているのが「大人のウェディング」です。
キャンドルライトに照らされたバージンロードや、淡い光の中に浮かび上がるステンドグラスといった幻想的な風景は、大人の落ち着いたウェディングをしたい方にぴったりでしょう。
参列をするゲストにとってもこうした演出の数々は非常に印象深いもので、まさに外界と切り離された荘厳な時間の中にいるかのような気分になります。
礼拝堂の中には全部で31種類にも及ぶステンドグラスが設置をされており、「知識」や「力」「優しさ」「優雅さ」といったようなそれぞれのテーマ別に表現されています。
これらの作品は単なるインテリアではなく、結婚後に二人が成長していくという様子を表しているのです。
ここでの挙式の後にそれぞれが力強く夫婦として成長していけるようにとの願いを、式を通じて感じていくことができます。
イタリア最高峰のメーカー製となるパイプオルガンの演奏にも注目です。