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お色直し編

変化を楽しむ

お色直しは、最初に着用していたベーシックなドレスから、ちょっと印象の違うカラードレスなどへと着替えるために行うものです。
披露宴では必ずお色直しをしなくてはいけないということではありませんが、2~3時間にもおよぶ長い式の途中でちょっと雰囲気を変えてまた盛り上げ直しをはかるという意味でやはり最低1回は入れていきたいところです。
ちなみにお色直しの回数はふつう1~2回くらいまでとなっていますが、出席者が100名以上にもなるビッグウェディングのときには新郎2回新婦4回というようなまるでライブ・コンサートのようなお色直しが行われることもあるようです。

お色直しの一番の見どころは、やはり清楚なウェディングドレスから、華やかなカクテルドレスへの変化です。
お色直しの回数を2回以上にする場合には、一回は着物での婚礼衣装を着用するということもあります。
日本人ならやはり日本の伝統的な婚礼衣装を着用したいと憧れるものですが、ドレスに比べて着物は大変着付けに時間がかかり、また婚礼用の大きな衣装は新婦さんの動きをかなり制限してしまいます。
なので途中にはさむ場合には前後の衣装や待たせる時間を考慮して時間をはかりながら決めるようにした方がよいでしょう。
ドレスからドレスへのお色直しでは、比較的早めのスピードで着替えることができます。

変わりつつあるウェディングドレス

最近では、ウェディングドレスが最初からお色直しに対応できるように作られている着脱式のものも出てきており、袖部分をとったり背中が開くようになっていて、そこに別の色のドレスパーツを挟んで全く別のドレスのように見せるという便利な方法もあります。
お色直しは披露宴の華ではありますが、あまりにもそれに凝りすぎて長い時間ゲストを待たせることになるとそれもちょっと問題がありますので、できるだけ早くきれいに着替える方法を考えていきましょう。

お色直しでは一旦主役である新郎新婦が退場し、全く別の装いで登場するという場面展開の1つにもなります。
なのでそのタイミングをうまく狙った演出をすると、ゲストにとってはちょっとしたサプライズになり式を楽しいものにしてくれます。
よくあるのが再入場するときにキャンドルサービスとしてそれぞれのテーブルを回って挨拶をしていくという方法です。

このときにちょっとしたプレゼントを手渡すなどの工夫があると、より参加擦る人も楽しむことができますね。
最近ではあまり見かけなくなりましたが、お色直し後の再入場でスモークをたいたりゴンドラで登場したりというような驚きの登場を演出するという方法もありました。
その会場ならではの楽しい入場方法もあるかと思いますので、そのあたりも式場選定の参考にしてみてはどうでしょうか。